熱帯魚・水草3000種図鑑
熱帯魚・水草3000種図鑑

熱帯魚・水草3000種図鑑PICTURE BOOK OF AQUARIUM FISH & WATER PLANTS

タイトル 熱帯魚・水草3000種図鑑
出版社 ピーシーズ
著者他
著者 阿部正之, 内山りゅう, 小林道信, 東山泰之, 富沢直人, 森文俊, 森岡篤, 山崎浩二
発行
No. ISBN978-4-86213-102-7
本体価格 3,762円
形状 ソフトカバー
サイズ 29.7mm x 21.0mm
ページ数 510ページ(カラー/モノクロ混合 図鑑ページはフルカラー)

基本情報を押さえるには便利な図鑑

にピーシーズから初版が発行されたの熱帯魚・水草図鑑の改訂版。 前回の2700種から3000種に掲載種が増えています。 このシリーズは元々に発行された熱帯魚・水草1400種図鑑が最初で、そこから1500種、2100種と徐々に内容が濃くなっています。 図鑑とは言っても分厚いムック本形式のものなので、ページの合間に広告が入っています。 ずっしり重いですが、ソフトカバーで柔らかい感じなのでパラパラとめくることができ、読みやすいです。 各魚種ごとのディープな種類までは網羅できていない部分もありますが、色々な魚や水草を熱帯魚図鑑で調べたい、というアクアリストは一冊持っていると便利だし、眺めているだけで楽しいです。

生態の同じ仲間での分類

観賞魚の図鑑にはいろいろなカテゴライズ方法がありますが、本書は種類別で分類された一般的なものです。 カラシンの仲間やコイ・ドジョウの仲間、ナマズの仲間など、アクアリストにとっては馴染みのある分類ですね。

初心者なら、カージナル・テトラ Paracheirodon axelrodi とピラニア・ナッテリー Pygocentrus nattereri が同じカラシン目だということに驚かされたり、ナマズには沢山の種類がいるんだと改めて思わされたり、多くの気づきがあってとても面白いと思います。

綺麗な写真と詳細説明

内容的には、熱帯魚の写真と流通名・学名・分布・全長がひとまとまりにレイアウトされています。 魚や水草の名前は流通名が大きめに記載されているので、アクアリウム初心者にも見やすい図鑑と言えると思います。 同じように並ぶ中で、その分類の中でメジャーな魚や水草は写真が大きめにクローズアップされています。 ピーシーズは元々熱帯魚などの写真家が集まっていますから、写真自体は海外のものと比べると圧倒的に鮮明で綺麗なものが多く、とても見応えがあります。
阿部正之氏、内山りゅう氏、小林道信氏、東山泰之氏、森文俊氏、森岡篤氏、山崎浩二氏と、有名な熱帯魚や水中写真家の名前が著者情報に並んでいます。

それぞれの魚や水草の特徴も同じページに記載されていますが、スペースが少ないので解説は少ないです。 魚の好む水質(pHや硬度)、水温、飼育難易度や水草育成に必要なCO2添加量などの詳しい情報はあまり入っていないので、個体のことを詳しく調べたいアクアリストにとっては物足りない内容かもしれません。

最後に流通名(ポピュラーネーム)での索引があるので、名前で探すこともできますが、学名での索引はありません。 また、「熱帯魚・水草の飼育方法」という項目で、魚を飼うことにあたっての簡単な説明も少し書かれています。
熱帯魚も水草もこれだけ纏まっている図鑑は、アクアリストにとって嬉しいものです。 この図鑑を見ながら自分の水槽にどんな水草を植えて、どんな魚を飼おうかなぁと考えていると、ワクワクしますね。

アクリム:松端秀明

CONTENTS

  • カラシンの仲間
  • コイ、ドジョウの仲間
  • メダカの仲間
  • シクリッドの仲間
  • アナバス、スネークヘッドの仲間
  • ナマズの仲間
  • レインボー・フィッシュ、その他
  • 古代魚の仲間
  • エビ・貝の仲間
  • 改良メダカの仲間
  • 金魚
  • 両生類
  • 熱帯魚・水草の飼育方法
  • 種名INDEX
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