オーストラリア北部、ノーザンテリトリーの止水域の雰囲気ある水中映像

Native Fish: Finniss River biotope, Northern Territory, Australia

オーストラリアの貴重な水中映像

オーストラリア北部、ノーザンテリトリー北西部のダーウィンにあるフィニス川の水中映像です。フィニス川は雨季と乾季で水位がかなり変化する川で、巨大なパーチであるバラマンディや、オーストラリアのアロワナであるノーザン・バラマンディなどが生息するため、巨大魚釣りのスポットとして知られています。 また、巨大魚だけでなく巨大なワニも生息していて、ワニに人が襲われる死亡事故も起こっています。

この映像では、そんなフィニス川の止水域の水中をゆったりと撮影した映像が延々と流れます。 薄暗い水中に差し込む太陽の光が帯となって降り注ぐ中、巨大なバラマンディやレインボーフィッシュ、大型のナマズなどに混じり、亀やワニ、鵜やテナガエビの一種、ザリガニなどが映し出されます。魚はオーストラリアなのでカラシンやラスボラ、メダカなどの姿はなく、パーチ系の魚やレインボーフィッシュが中心です。 ハイフェソブリコン系のカラシンに似た小型魚の群れが映ってますが、おそらくパーチの一種だと思われます。 興味深いのは、4:07辺りに映っているセレベス・レインボー Marosatherina ladigesi にソックリなレインボーフィッシュ。 セレベス・レインボーはインドネシアのスラウェシ島に生息しているのでオーストラリアには居ないはずですが、もしかしたら近縁種かセレベス・レインボー自体の生息域がノーザンテリトリーに及ぶのかも知れませんね。

さて、水中の状況ですが、雨季の水没林のようで、落ち葉が散乱した暗い印象です。 水草はあまり生えていません。 南米パンタナールのような青く水の輝く美しい絶景とは違い、どんよりとした暗く落ち着いたなかを静かに魚たちが泳ぐ水景です。 これはこれで素晴らしいものがあり、じっくりと見入ってしまいます。 BGMに現地の音?と思われるジャングルの鳥のさえずりのようなものが収録されているので、見ていて癒されますよ。

アクリム:松端秀明

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