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Youtubeで見れる現地の参考動画紹介

South America

南米は熱帯魚の聖地であり、ワイルドアクアリウムのテーマとして最もやりがいのある地域の1つです。ペルーからブラジルを中心に、アマゾナス川、トカンティンス川、アラグアイア川、シングー川、イリリ川、タパジョス川、グアポレ川、マディラ川、プルス川、ジャプラ川、ネグロ川などのアマゾン水系(アマゾン川)は非常に広いエリアで、様々な環境が存在します。アマゾン水系以外にもコロンビア、ベネズエラを流れるオリノコ川(オリノコ川は上流でアマゾナス川とカシキアレ水路で繋がっているため、アマゾン水系とする説もあります)。ガイアナを流れるエキセポ川。スリナムを流れるコーランタイン川、コッペナーメ川、スリナム川、マロウェイネ川。フレンチギアナ(フランス領ギアナ)を流れるオイヤポック川。ブラジル東部を流れるサンフランシスコ川。アルゼンチンを流れるパラナ川。ウルグアイを流れるウルグアイ川。それに、ブラジル南部のマットグロッソからパラグアイ、ボリビアにかけて広がる大湿原パンタナルなど、バラエティに跳んだ非常に面白いエリアです。

Brasil [Rio Negro]

アマゾン川最大の支流ネグロ川。大量の落ち葉や流木による殺菌高価のあるフミン酸が溶け込んだ水は琥珀色のブラックウォーターで、Ph4.0~Ph5.0と酸性寄りの場所が多いのも特徴です。ネグロ・アルタム・エンゼルやレッドベリー・オスカー、ネグロブラック・ピラニア、ヘロス・セベルス、ヘロス・ノッタータス、アピストグラマ・エリザベサエ、アピストグラマ・ロートカイル、トゥッカーノ・テトラ、カーディナル・テトラ、コリドラス・アドルフォイ、ブラック・アロワナなど、スター魚が沢山生息していることでも有名です。

Brasil [Rio Xingu]

ブラジル南部のマットグロッソ高原からアマゾン川の河口近くまで流れるアマゾン川の支流。激しい激流や急流になっているところが多いのが特徴で、魅力的なプレコの名産地として知られています。パクーやツクナレ(アイスポット・シクリッド)、珍しいところだと底物シクリッドのレトロクルスやテレオキクラも有名です。

Suriname

南米大陸の北東にあるスリナム。スリナムからはあまり熱帯魚が輸入されませんが、魅力的な魚が多く生息しています。輸入が少ないので希少価値があり高価な魚が多い印象です。

Asia

アジアには熱帯から温帯まで様々な気候が存在し、環境もかなり違ってくるので、組み合わせによっては一緒に飼育するのが難しいものもあります。大きくエリア分けすると6つくらいに分けられそうです。1つめはインド、スリランカ、ネパール、バングラデッィッシュ辺りまでの南アジア。2つめはミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、カンボジア辺りの東南アジアの北側。3つめはマレー半島から、インドネシアのスマトラ島、カリマンタン島(ボルネオ島)、スンダ列島などの東南アジア南側の島々。4つめは中国、朝鮮半島、台湾、日本列島などの東アジア。5つ目は中国北部からロシアにかけての北アジア。そして生物の分布境界線であるウォレス線とウェーバー線に挟まれた極めて特殊なスラウェシ島(セレベス島)とその周辺。
スラウェシ島以外、どの地域もコイ科やドジョウ科の魚が繁栄していて、数え切れない程の大小様々な種類が生息しています。東南アジアにはベタやグーラミィなどのアナバス亜目の魚やタイワンドジョウ亜目(スネークヘッド)も豊富で人気の高いグループです。

東アジア [China, Taiwan, Korea, Japan]

日本や朝鮮半島、中国、台湾付近の魚は、日本人にとっては馴染みの深い魚が居る地域なので、他の地域とは違った意味での楽しみがあります。熱帯魚のような派手さはないものの、渋みのある深い色合いの魚が多く、タナゴの仲間のような他には居ない魅力的なグループも生息していますし、飼育難易度は高めですが、南半球には居ないサケ科の魚であるイワナやアマゴなどの渓流魚も魅力的です。日本の魚なら自身で採集して飼育することも比較的容易ですから、そういった楽しみ方も魅力の1つでしょう。

南アジア [India, Sri Lanka, Nepal, Bangladesh etc.]

インドを中心とした南アジアも多くの熱帯魚の生息地として非常に面白い地域です。特にインドの南西のケーララ州、インドの西側のベンガルやメガラヤ州、バングラディッシュやブータンのある周辺からは多くの魚が輸入されています。多くのコイ科の魚が生息し、ゴールデンマハシール Tor putitora などの超大型種から、プンティウス・ゲリウス Pethia gelius のような超小型種まで、かなりの種類が生息しています。また、色彩豊かなスネークヘッドの仲間が多く、バイオレット・スネークヘッド Channa aurantimaculata やチャンナ・バルカ(旧アンフィビウス)Channa barca など、スター魚と言える魚が多く生息しています。ゴールデンハニードワーフグラミーやサンセットグラミー、コバルトブルーグラミーなど、改良品種の華やかなグラミーの原種となるトリコガステル属 Trichogaster のグラミーの原種が生息していたり、ハラ・ジェルドニー Hara jerdoni やチャンドラマラキャット Rama chandramara など小型のナマズも豊富です。更に、バジス・バジス Badis badis やスカーレットジェム Dario dario など、美しい小型種バジス属 Badis やダリオ属 Dario はマイナーながら種類も多く面白いジャンルです。インドメダカ Oryzias melastigma などの日本のメダカと同じダツ科オリジアス属のメダカも居れば、大型の古代魚であるナイフフィッシュ(チタラ属Chitala)も生息しています。そして、アジアで唯一シクリッドの仲間であるクロマイド(エトロプルス属 Etroplus)の仲間も生息しています。水草も豊富でワイルドアクアリウムの想定フィールドとして最も面白い地域の1つでしょう。

東南アジア北部 [Thailand,Myanmar,Laos,Vietnam,Cambodia]

東南アジアの大陸側の北部、ミャンマー、ラオス、タイ、ベトナム周辺も熱帯魚の重要な産地です。特にタイは改良ベタが有名ですが、原種である Betta splendens 他ワイルドベタも複数生息しています。さらに、ブルーグラミ、マーブルグラミー、ゴールデングラミーの原種となるスリースポットグラミー Trichogaster trichopterus や、鏡のような輝くボディが美しい Trichogaster microlepis など、グラミーの仲間もとても豊富です。その他にも小型コイの仲間やボティアやローチなどドジョウの仲間が数え切れないほど生息していて、混泳のやり易さからも水槽のテーマにしやすい地域と言えます。この地域には、メコン川、チャオプラヤ川、サルウィン川など、熱帯魚産地として重要な河川が流れていて、特にメコンデルタと呼ばれるメコン川下流域の広大な湿地帯からは面白い魚が沢山輸入されてきます。その他にもミャンマーのインレー湖にはインレキプリス・アウロプルプレア Inlecypris auropurpurea やレッドフィンレッドノーズ Sawbwa resplendens、ミクロラスボラ・エリスロミクロン Danio erythromicron など人気の美種が生息していて、特殊な水質で知られるインレー湖をテーマとした水槽もかなり面白そうです。

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